レッドドッグはトランプを使うテーブルゲームで、ヤブロン(Yablon)や、レッドドッグ・ポーカーとも呼ばれています。最初はアメリカの1800年代にプレーされ、現在はアメリカやカナダのランドカジノだけでなく、多くのオンラインカジノでもプレイできます。
ディーラーとプレイヤーが1対1で勝負し、テーブル上に表向きに2枚配られたカードの数字のあいだに3枚目のカードの数字が入れば勝利となるシンプルなルールです。「A」は14と数え、他のカードは数字の通りとなります。複雑なポーカーの役を覚える必要がなく難しい読みも不要で、勝敗は完全に運任せとなり、初心者でも気軽にゲームを楽しむことができます。
♣レッドドッグの用語
♦「コンセクティブ」
配られた1枚目と2枚目のカードの数字が隣り合う数字の場合、間に入る数字がないため、引き分けとなり、賭け金が返金されます。
♦「ペア」
配られた1枚目と2枚目のカードが同じ数字の場合、3枚目のカードが別の数字のとき、引き分けとなり、賭け金が返金されます。
♦「レッドドッグ」
配られた1枚目と2枚目のカードが同じ数字の場合、3枚目のカードも同じ数字でしたら12倍の最高配当がもらえます。
♦「スプレッド」
配られた1枚目と2枚目のカードの数字が異なって、隣り合っていません。また、2つの数字の距離により、呼び方と配当が変わります。例えば、2枚の数字が「5」と「9」の場合、間に「5、6、7」3つの数字があり、「スプレッド3」と呼び、3倍の配当となります。
※スプレッド数、配当と勝率(6デッキ使用する場合)
スプレッド数 | 配当 | 勝率 |
---|---|---|
スプレッド1 | 6倍 | 7.7% |
スプレッド2 | 5倍 | 15.4% |
スプレッド3 | 3倍 | 23.2% |
スプレッド4 | 2倍 | 30.9% |
スプレッド5 | 2倍 | 38.7% |
スプレッド6 | 2倍 | 46.4% |
スプレッド7 | 2倍 | 54.1% |
スプレッド8 | 2倍 | 61.9% |
スプレッド9 | 2倍 | 69.6% |
スプレッド10 | 2倍 | 77.4% |
スプレッド11 | 2倍 | 85.1% |
♣カードの強弱
「A」が最強で「14」として数え、「2」が最弱で、他は数字通りに数えます。絵柄(スート)は関係ありません。
「弱」2⇒3⇒4⇒5⇒6⇒7⇒8⇒9⇒10⇒J(11)⇒Q(12)⇒K(13)⇒A(14)「強」
♣レッドドッグの流れ
テーブル上には「ANTE(アンティ)/BET(ベット)」と「RAISE(レイズ)」2つのベッティングエリアがあります。
❶プレイヤーが「ANTE(アンティ)/BET(ベット)」にチップを置きます。
❷ディーラーが2枚のカードを表向きに配ります。
❸2枚のカードの数字を見て、そのまま(コール)勝負するか倍賭け(レイズ)するかを選択します。
❹3枚目のカードが配られ、1枚目と2枚目の間に数字が入れば勝ちです。
♣レッドドッグのルール
レッドドッグはジョーカーを外した52枚のトランプを使うカードゲームです。
画面にあるディールをクリックしたら、まず2枚のカードが表向きに配られ、「スプレッド(2枚のカードの間に数字が入れる場合)」になったら、「コール(そのままで勝負する)」か、「レイズ(賭け金を倍にする)」かを選択します。
3枚目のカードの数字が1枚目と2枚目の間に入れば勝ちとなり、賭け金に応じた配当がもらえます。1枚目と2枚目の間に入らない場合、プレーヤーの負けで賭け金が没収されます。
♣レッドドッグの攻略法
レッドドッグの基本戦略はとても簡単で覚えやすいです。
♥「コール」:スプレッド1~6の場合
♥「レイズ」:スプレッド7~11の場合
運任せのゲームで、ギャンブルにかかわるスキルがほとんどいりません。ただしプレイヤーの決断により、利益をもっと上げるチャンスがあります。スプレッドの数を見て、コールするかレイズするかどちらを選択するかは賞金に大きく関わります。
スプレッドの数値は小さければ小さいほど勝率が低くなり、かわりに配当が高くなります。2倍配当といえば、約50%勝率のルーレットの赤黒ベットやバカラなどですが、レッドドッグの勝率が32%〜88%で、勝率50%以上の場合はスプレッド7〜11となります。したがって、スプレッド7以上の場合、賭け金を倍にすることがおすすめです。