カジノウォーは1990年代後半にアメリカのランドカジノで生まれたと言われていて、トランプを使うテーブルゲームです。ディーラーとプレーヤーがそれぞれ配られる1枚のカードで対戦するシンプルなルールなので、初心者でもすぐ理解でき、1回のゲームがとても短いからテンポよく進められ、取り掛かりやすい特徴も魅力の一つです。
お互いの1枚のカードで勝負が決まる遊び方で、一番強いカードは「A」、その後「K」、「Q」、「J」、「10」の順番で、一番弱いカードは「2」というベーシックなルールになります。ゲームの展開がスピーディーかつ単純明瞭で、運が重要となるギャンブルです。じっくり賭け方や戦略を考えずに、ハイスピードでゲームを繰り返す速さがカジノウォーの売りとなり、人気を得る点です。毎回の勝負にこだわらずに、なるべくたくさんゲームをしたり、ベーシックストラテジーを使ったり、カジノウォーを思う存分楽しみましょう。
♠カジノウォー人気のポイント
♥ルールが簡単
♥1ゲームの進行が速い
♥10倍配当が期待できる
♠カジノウォーのルール
♣プレイヤーがディーラーと1対1で行なわれるゲームです。
♣2枚のジョーカーを除いた52枚のカードを1デッキとし、一般的には6デッキにて使われます。
♣カードの数字で勝負が決まります。(絵柄は関係なく、数字だけで判断)
(弱い)2⇒3⇒4⇒5 ⇒6⇒7⇒8⇒9⇒10⇒J⇒Q⇒K⇒A(強い)
※Aは最弱ではなく最強のカードです。
♠カジノウォーの賭け方
・「ANTE(アンティ)」:カードの数字の大小を競う
・「TIE(タイ)」:引き分け
・「ANTE(アンティ)」と「TIE(タイ)」の両方に賭ける
♠カジノウォーの流れ
❶まず、プレイヤーは金額と賭け方を決め、テーブルの「ANTE(アンティ)」あるいはその横の「TIE(タイ)」にチップを置きます。(両方にチップを置くことも可能です。)
❷カードが配られ、ディーラーのカードは裏向きで、プレイヤーのカードは表向きに置かれます。
❸ディーラーのカードが裏返されて、表向きになります。
❹勝負の決着は数字の大きい方が勝利となります。
♥「1回目」の勝負に対しての配当
勝負 | 配当 |
---|---|
プレーヤー勝ち | 2倍の配当 |
プレーヤー負け | 賭け金没収 |
タイ/TIE(引き分け) | 11倍 |
♥プレイヤーとディーラーが引き分けの場合(同じ数字のカード)
選択肢 | 内容 |
---|---|
サレンダー(降参) | 賭け金の半分を払いゲームを止める |
ウォー(再戦) | 初回の賭け金と同額を追加し再勝負する |
♥引き分けて「ウォー」を選択した時に2回目の勝敗
勝負 | 配当 |
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プレーヤー勝ち | 初回の賭け金返却+追加分2倍の配当 |
プレーヤー負け | 初回の賭け金と同額を追加し再勝負する |
引き分け | 最初+追加分2倍の配当 |
♠カジノウォーの攻略法
プレイヤーとディーラーがそれぞれ一枚のカードで勝負が決まるテーブルゲームで、運を天に任せるギャンブルタイプとなります。そのため、必ず勝てる必勝法はありません。しかし、資金を管理する攻略法をしっかり活用すれば、効果的に賭けることができます。損失をなるべく抑えて、勝てた場合にどんどん資金を伸ばせる方法です。
♥ココモ法:連敗したら、1度でも勝てば損失を取り戻せる
♥マーチンゲール法:負けたら、賭け金を倍にする方法
♥パーレー法:勝ったら、賭け金を倍にして、連勝した時に効く方法
また、「控除率」を把握してから賭けるのも重要なポイントです。「ハウスエッジ」とも呼ばれる控除率はカジノ運営側の取り分で、低ければ低いほど勝ちやすくなります。
賭け方 | 控除率(ハウスエッジ) |
---|---|
サレンダー(降参) | 3.70% |
ウォー(再戦) | 2.88% |
タイ(引き分け) | 18.65% |
「タイ(引き分け)」に当たった場合の配当は10倍があり、高配当を稼ぎたい時にベットしたいですが、タイが出る確率が低く、控除率が高いので、プレーヤーとしては不利な賭け方となります。
「サレンダー(降参)」を選ぶと、賭け金の半分は戻ってきますが、控除率が「ウォー(再戦)」より高いので、プレイヤーに不利となり、得策とは言いかねません。したがって、なるべく「ウォー(再戦)」にベットし、勝利するのが理想的です。しかし負けたら全額没収される恐れがあり、しっかり資金状況を把握しましょう。