ドラゴンタイガーはカンボジア発祥のカジノゲームで、ルールはとても簡単なので、初心者でも気軽にプレイすることができます。トランプを使うテーブルゲームの1種で、ドラゴン側とタイガー側の両方にそれぞれ1枚配られたカードの大きさで勝負するギャンブルです。
世界各地のカジノで大人気のバカラと似ていて、バカラはプレイヤーがバンカーと勝負しますが、ドラゴンタイガーはドラゴンかまたはタイガーかどちらかが勝利するかを賭けます。通常のテーブルゲームと異なる点はプレイヤーがディーラーと勝負することがなく、特定された相手と勝負するというルールではありません。したがって、カードを引き続け引くか引かないかの駆け引きも必要しません。プレーヤー同士の駆け引きも必要ないので、テーブルを囲んで大人数でゲームを賑やかに楽しむことができます。
カードの強弱について、ドラゴンタイガーの場合は「K」が最も強く、「A」が一番弱いになります。似たようなゲームと若干ルールが違うので、要注意です。
🐉ドラゴンタイガーの特徴
「ドラゴン」と「タイガー」にそれぞれ1枚ずつ配られたカードの数字で勝敗が決まるゲームで、ディーラーと勝負するのではなく、「架空のプレーヤー2者のなかどちらが勝利するか」にベットする点はバカラと似ています。バカラの場合は架空の2者を「プレイヤー」と「バンカー」と呼びますが、ドラゴンタイガーの場合は「ドラゴン」と「タイガー」と呼びます。シンプルなルールなので、初心者でも気軽に楽しめます。また、ゲームの進行がスピーディーという点も魅力です。
🐅1枚のカードで勝敗を決める
「ドラゴン」と「タイガー」にそれぞれ1枚ずつカードを配り、一切の追加カードがなく、両方とも1枚のカードで勝負します。
🐅「A」が一番弱く、「K」が最も強い
ドラゴンタイガーの場合、カードの強さは数字順通りとなります。「A(1)」が最弱で「K(13)」が最強で、2枚のカードが同じ数字の場合は「タイ(引き分け)」と言います。カードの数字もトランプの柄も同じ場合は「スーテッドタイ」となります。また、バカラとは数字の強さやカウント方法が異なりますので注意することが必要です。
🐅「引き分け」は2種類ある
ドラゴンタイガーには2種類の「引き分け」があります。「タイ」と同じ数字+同じスートの「スーテッドタイ」の2種類です。2種類の「引き分け」により、配当もそれぞれ異なります。
🐉ドラゴンタイガー賭け方の種類
ドラゴンタイガーの賭け方は「ドラゴン」、「タイガー」、「タイ」、「スーテッドタイ」のいずれか1つ、あるいは組み合わせてベットすることも可能 なベッティングです。中では、「ドラゴン」と「タイガー」両方同時にベットすることは不可となり、要注意です。
◎ドラゴン・タイガー・タイ
ドラゴンとタイガーのどちらが勝利するか(もしくは引き分け)にベットします。
項目 | 内容 | 配当 |
---|---|---|
ドラゴン | ドラゴン勝ち | 2倍 |
タイガー | タイガー勝ち | 2倍 |
タイ | 引き分け | 9倍 |
◎ビッグ(大)・スモール(小)ベット
「ビッグ/大」:配られたカードの数字が「7」よりも大きい数字
「スモール/小」:配られたカードの数字が「7」よりも小さい数字
「ビッグ」または「スモール」にベットする賭け方で、配当はいずれも2倍となります。「7」が出た場合は無条件で賭け金が没収されてしまいます。
項目 | 内容 | 配当 |
---|---|---|
ドラゴン・ビック | ドラゴンのカードが 8・9・10・J・Q・K | 2倍 |
ドラゴンス・モール | ドラゴンのカードが A・2・3・4・5・6 | 2倍 |
タイガー・ビック | タイガーのカードが 8・9・10・J・Q・K | 2倍 |
タイガー・スモール | タイガーのカードが A・2・3・4・5・6 | 2倍 |
◎奇数・偶数ベット
「奇数」:配られるカードの数字が奇数
「偶数」:配られるカードの数字が偶数
「奇数」または「偶数」にベットする賭け方で、配当はいずれも2倍となります。「7」が出た場合は無条件で賭け金が没収されてしまいます。
項目 | 内容 | 配当 |
---|---|---|
ドラゴン・奇数 | ドラゴンのカードが A・3・5・9・J・K | 2倍 |
ドラゴン・偶数 | ドラゴンのカードが 2・4・6・8・10・Q | 2倍 |
タイガー・奇数 | タイガーのカードが A・3・5・9・J・K | 2倍 |
タイガー・偶数 | タイガーのカードが 2・4・6・8・10・Q | 2倍 |
●ドラゴンタイガーの賭け方の組合せ
・ドラゴンのみ
・ドラゴン+タイ
・ドラゴン+タイ+スーテッドタイ
・タイガーのみ
・タイガー+タイ
・タイガー+タイ+スーテッドタイ
🐉ドラゴンタイガーの流れ
ドラゴンタイガーの流れは非常に簡単でわかりやすく初心者でもすぐプレイできます。
❶プレーヤーがベッティングエリアにチップを置く
❷ディーラーがドラゴンとタイガーにそれぞれ1枚ずつカードを配る
❸配れたカードで勝負が決まる
※勝負はプレーヤーの予想通りでしたら、その当たる配当がもらえます。
🐉ドラゴンタイガーの配当
ドラゴンタイガーの配当は約50%の確率で、2倍の配当となって、タイ・スーテッドタイの場合は高配当がもらえますが、当たる確率が低いです。「タイ」にベットした場合は配当が12倍と高くなっていて、「スーテッドタイ」に当たっては51倍の配当となっています。タイやスーテッドタイにベットせずに引き分けとなったときは賭け金の半額が没収されて、残りの半分が返金されます。
🐉ドラゴンタイガーのペイアウト率と控除率
ドラゴンタイガーのペイアウト率は約95.5〜96.2%となり、タイとスーテッドタイは出る確率が低いので、ドラゴンあるいはタイガーにベットする場合よりも低いペイアウト率で高い控除率となります。
🐉ドラゴンタイガーの攻略法
ドラゴンタイガーは運頼みのゲームなので、絶対勝てる方法がありません。しかし、攻略法をうまく使ったら、勝率を上げて利益が出る可能性も高くなります。
🐅罫線で勝負の結果を予測する
ゲームの勝負結果を一覧表にしたのは「罫線」といい、今までのゲームの流れを参考し、これから結果の予測に役立ちます。「ドラゴン」または「タイガー」が連勝した回数を見てゲームの傾向を掴み、次の結果を予想しやすくなるメリットがあります。
オンラインカジノで遊べるドラゴンタイガーはゲームの勝負結果を罫線にて表示しているため、自ら記録する手間がなくなります。罫線の使い方は基本的にバカラと同じで、バカラをプレイしている人は読み解くことがすぐできます。
🐅カウンティングで次のカードを予測する
バカラやブラックジャックの攻略法として有名な「カウンティング」はドラゴンタイガーにも適用できます。テーブルに出たカードをメモし、まだ出てないカードを把握することで残りのカードを予測する攻略法です。カウンティングをうまく活用すれば、最強の攻略法とも言われています。
※「カウンティング」が「罫線」と両方合わせて活用すれば、さらに高くなる確率を期待できます。
🐅マーチンゲール法
マーチンゲール法はゲームに連敗した場合に賭け金を倍にしていき、1勝さえあれば損失を挽回することができる攻略法です。
🐅パーレー法
パーレー法はマーチンゲール法の逆パターンで、「逆マーチンゲール法」とも呼ばれ、連勝した場合に賭け金を倍にしていくやり方です。簡単な方法で、短時間で稼ぎない時に使えます。